GoogleApps導入法

Google Appsアカウントを取得する

まず最初にGoogle Appsのアカウントを作成します。Google Appsのトップページがこちら。



右側の赤丸で囲った辺りにStandard Editionへのリンクがあります。



右上の開始方法をクリックします。



ドメイン名の入力を求められますので、「管理者: このドメインを所有または管理しています」を選択し、
保有しているドメインを入力します。「http://」と、最後の「/」は入力しなくてOKです。
ドメインを保有していない場合はGoogle Apps上からも登録できますが、
個人的にはムームードメイン等の格安ドメイン取得サービスを利用した方が安上がりだと思いますので、比較検討してみて下さい。



引き続き必要事項を入力していきます。が付いている項目は必須事項です。



最後にユーザー名とパスワードを入力します。ログインに必要な項目になりますので、忘れないようにしましょう。



アカウントが取得できると、このようなダッシュボード画面が表示されます。
この時点ではまだGoogle Appsのサービスは利用できないので、次はドメインの認証を行います。

Google Appsの初期設定(ドメイン確認)

前回の記事でGoogle Appsのアカウントを作成しましたが、
これだけではまだ独自ドメインでGoogle Appsを使用することができません。



まだ、このようにドメインの所有権確認のメッセージが出ているはずです。
そこで「ドメインの所有権を確認」をクリックし、設定を開始します。



所有権の確認には「HTMLファイルのアップロード」と「CNAMEレコードの変更」の2種類の認証方法があります。
すでにレンタルサーバーを借りている方は、「HTMLファイルのアップロード」が楽です。

≪「HTMLファイルのアップロード」での認証方法≫

メモ帳でもノートパッドでも構わないので、指定の文字を含んだHTMLファイルを作成します。


作成したHTMLファイルをトップドメイン直下にアップロードし、確認ボタンをクリックすれば認証されます。
(最大48時間と書いていますが、僕の場合1時間もかからず認証されました。)


≪「CNAMEレコードの変更」での認証方法≫

ドメインを取得したサービス会社のホームページ(コントロールパネル)でDNS設定を行います。
Google Appsのヘルプページに各会社ごとの設定法が載っていますので、参考にして下さい。
なお、ここではムームードメインを例にとって解説します。

1.ムームードメインのアカウントにログインします。

2.サイドメニューより「ムームー DNS セットアップ」を選択します。
3.セットアップするドメインの「利用する」(すでに利用設定されている方は「変更」)をクリックします。


4.「ムームーDNS のセットアップ情報変更」で「カスタム設定」をクリックします。


5.「カスタム設定のセットアップ情報変更」の「設定2」の項目にCNAME レコードを入力します。


(GoogleAppsの設定画面)


  • 「種別」より CNAME を選択します。
  • 「サブドメイン」に上の写真で赤で囲ってある文字列(2の方)を入力します。
  • 「内容」に「google.com」と入力します(3の方)。


  • 6.全ての入力が完了したら「セットアップ情報変更」をクリックします。

    7.サイドメニューの「ネームサーバ設定変更」を選択し、変更するドメインの「ネームサーバ設定変更」をクリックします。


    8.「ムームードメインのネームサーバ(ムームーDNS)を使用する」を選択し、「ネームサーバ設定変更」をクリックします。


    9.Google Appsのドメイン所有権確認の画面に戻り、「確認」をクリックします。

    ドメインの所有者確認が終わると、ドメインの所有権確認のメッセージが消えます。


    ただし、このドメインですでにホームページを運営している方は、
    このままだとドメインとレンタルサーバーとの繋がりが切れてしまっているので、追加設定が必要になります。

    Google Appsとレンタルサーバーの共存

    Google Appsの初期設定(ドメイン確認)】の続きです。
    引き続き、ムームードメインを例にとって解説します。

    DNSをムームードメインに変更してしまうと、
    今まで公開していたホームページがアップロードされているレンタルサーバーとの繋がりが切れてしまい
    独自ドメインでのホームページ閲覧ができなくなってしまいます。
    (Google Appsのサービスだけを利用するのであればレンタルサーバーは必要なくなります。)

    その為、以下のような設定をおこなう必要があります。

    種別にAレコード、内容にレンタルサーバーのIPアドレス(210.123.456.789といった文字列)を入力します。
    IPアドレスは、レンタルサーバーの会社に
    「Google Appsを導入したいのでIPアドレスを教えて下さい」という趣旨のメールを送れば教えてくれると思います。
    (レンタルサーバー会社がGoogleAppsの設定に対応していればの話ですが)


    なお、ロリポップ!のレンタルサーバーであれば
    ムームードメインと同じ会社が運営しているため、簡単な設定をおこなうだけでOKです。


    ロリポップの管理画面にログインし、「独自ドメイン」⇒「ムームーDNSへの移行」をクリックします。


    ムームードメインの管理画面にログインし、「ムームーDNSのセットアップ」⇒設定変更を行うドメインを選択の「変更」をクリック。
    ムームーDNSを設定するドメインを選択し、サービスで「ロリポップ!」を選択⇒「セットアップ情報変更」をクリックします。

    「Value Domain」と「さくらインターネット」の組み合わせでGoogleAppsを使う場合は、
    こちらに載っている記事が分かりやすいです⇒Google Apps のための設定


    上記のような設定を行うことにより、メール・カレンダー等のGoogleサービスと、
    ホームページ等のレンタルサーバーのデータを共存して使用することが可能になります。

    Google Appsのメール設定

    Google Appsの管理画面にログインしても、まだメールを使うことができません。
    この項ではGoogle Appsの一番重要なメールのセットアップ方法を解説します。


    管理画面で「メールを有効にする」をクリック。


    すると「メールの配信設定」が表示されますので、赤枠で囲った箇所からお使いのDNSサービスを選択しセットアップします。
    (ここではムームードメインを例にとって解説しています。)


    ムームードメインのコントロールパネルからムームーDNSセットアップを選択し、
    設定2の項目に以下の項目を入力し「セットアップ情報変更」ボタンをクリックします。

    種別

    内容

    優先度

    MX

    ASPMX.L.GOOGLE.COM

    10

    MX

    ALT1.ASPMX.L.GOOGLE.COM

    20

    MX

    ALT2.ASPMX.L.GOOGLE.COM

    20

    MX

    ASPMX2.GOOGLEMAIL.COM

    30

    MX

    ASPMX3.GOOGLEMAIL.COM

    30

    MX

    ASPMX4.GOOGLEMAIL.COM

    30

    MX

    ASPMX5.GOOGLEMAIL.COM

    30


    DNS側の設定が終わったら、
    Google Appsの「メールの配信設定」画面に戻り、「指定された手順を完了しました」ボタンをクリック。


    するとメールの右側が「更新中」というステータスに変わります。
    早ければ数時間、遅くても48時間以内には使用可能になります。


    使用可能になったら、「ドメインの設定」⇒「全般」から言語、タイムゾーンを日本に設定します。
    また、情報を暗号化しセキュリティを強化できるSSLも有効化しておく事をオススメします。


    ≪メールアドレスの追加方法≫

    Google Appsの無料版だと50個までアカウント(メールアドレス)を作ることができます。
    一つのアカウントの容量は7GBなので、計350GBもの容量を無料で使うことができるのです。
    個人でいくつも使用してもいいですし、グループみんなで使用しても構わないので、有効活用しましょう。


    「メール」⇒「ユーザーとグループ」から新しいアカウントを作成することができます。
    名前、希望するメールアカウント、パスワードを設定し、「新しいユーザーを作成」ボタンをクリックすれば完了です。


    一覧画面からユーザー名をクリックすると、それぞれの管理権限を設定することも可能です。


    ≪ウェブメールのURLを短いURLに変更する≫

    以下の項目はやってもやらなくても問題ありません。ただ、URLを短くしておくとアクセスしやすくなるのでオススメです。


    セットアップの終了直後は、「http://mail.google.com/a/あなたのドメイン」になっています。


    「メール」をクリックすると設定画面になりますので、「URLを変更」をクリック。


    カスタムURLを選択し、好きな文字列を入力し、「次へ進む」をクリックします。
    例えば「mail」と設定すると、「http://mail.あなたのドメイン」でウェブメールにアクセスできます。
    極端な事を言えばアルファベット一文字(「m」とか)でも構いません。


    すると、このような画面が表示されますので指示通り、DNSの管理画面でCNAMEの設定をおこないます。


    ムームードメインではこのような感じになります。入力が終わったら、「セットアップ情報変更」ボタンをクリックします。
    そしてGoogle Appsの設定画面に戻り、「指定された手順を完了しました」ボタンをクリックすると
    短いURLでGoogle Appsのウェブメールにアクセスできるようになります。

    Google Appsメールをメールソフトで受信する(IMAP編)

    Google Appsメールはウェブ上で運用できますが、
    各個人のPCにインストールされているメールソフトでも管理することが可能です。

    管理方法はサーバーと同期させるIMAP形式と、ローカルにダウンロードするPOP形式がありますが、
    ここではIMAP形式の解説をします。メールソフトはアウトルックを例に使用しています。
    (他のメールソフトの設定法もGoogleヘルプに解説されています⇒IMAPのクライアントリスト


    まず、GoogleAppsメールの設定画面⇒メール転送とPOP/IMAPからIMAPを有効にします。


    アウトルックのツール⇒アカウント設定をクリック。


    「Microsoft Exchange、POP3、IMAP、またはHTTP(M)」を選択し、次へをクリック。


    「サーバーの設定または追加のサーバーの種類を手動で構成する」にチェックを入れ、次へをクリック


    「インターネット電子メール」を選択し、次へをクリック。


    詳細メール設定を行います。
    受信メールサーバーに「imap.gmail.com」、送信メールサーバーに「smtp.gmail.com」を、アカウント名はメールアドレスを入力し
    一番下の「パスワード認証対応」にチェックを入れて次へをクリックします。


    受信サーバーを「993」&「SSL」に、送信サーバーを「587」&「TLS」にしOKをクリックすれば設定完了です。

    このIMAP形式での設定を行うことによって、メールソフトでメールを閲覧すると、ウェブメール上でも開封済みになります。
    また、メールソフト上でメールを削除するとサーバー(ウェブメール)上でも削除されてしまいます。

    なお、GoogleAppsメール上のラベルはメールソフトではフォルダ、スターはフラグとなって表示されます。


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